OC-L Tomimatsu ladies clinic オーシー・エル 富松レディスクリニック

OCのメリット・デメリット

メリット

一般的に「避妊薬」という印象があるようですが、実際に避妊目的を第一に使用されている方はごくわずか。ほとんどの方は生理痛の改善や生理周期の改善、ニキビの治療が目的です。
その他にも、OCにはさまざまな効果があります。

月経周期の安定

生理周期を安定させ、決まった日に月経を起こすことが可能となり、仕事や旅行の調整も簡単です。

月経量の低減と月経痛の改善

月経量が約1/3程度に減る(ナプキンで約10枚分の減量)ため、月経痛のコントロールに優れ、結果的に、子宮内膜症の進行抑制や貧血の改善にもつながります。
排卵抑制してホルモン変化をコントロールするため、PMS(月経前症候群)の症状緩和につながります。

ニキビ治療

OCの黄体ホルモン作用で、抗アンドロゲン(男性ホルモン作用)を有するため、月経前にきび(アダルトにきび)のコントロールに優れます。

子宮に関する病気の低減

長期投与した結果、卵巣癌、子宮体部癌、直腸癌、リウマチ等の発症予防につながります。

デメリット

一番多い心配は薬による副作用だと思いますが、飲み続けることによる身体的影響(妊娠できなくなる、太る等)はほとんどありません。
OCを飲み始めてから起こる主な副作用は、マイナートラブルといわれ、服用開始してから3カ月以内に大部分がおさまります。
毎日の生活を安定させるためには、OCを服用するメリットの方がはるかに大きいと考えます。
まずは3カ月間継続してみましょう!

一般的な副作用

■吐き気、頭痛、むくみ等のマイナートラブル。
これらは内服開始後1ヶ月以内に消失するケースがほとんどです。

■血栓症(血液の固まりが血管を詰めてしまう病気)
OCを服用している女性では、血栓症、心筋梗塞、脳卒中になるリスクが少し高くなることが指摘されています。
しかし、OC服用者と比べて、妊婦さんの方が発症率が高いことが証明されています。

服用できない方

35歳以上で1日15本以上喫煙する方にはOCをお勧めできません。
先ほどの項目にある血栓症は、大抵、喫煙歴のある方に見られるものです。

しかし、こう考えたらどうでしょう?!
OCの服用を考え出したことをきっかけにして禁煙すれば、タバコの害も無くなるしOCも服用できると、一石二鳥です。

その他

乳癌発症率
最新のガイドラインでは乳癌発症の危険率が上がるという相関性はないとされています。ただ、乳癌を発症した方がOCを内服することは避けなければなりません。

OCは人工薬剤であるので、副作用のリスクは100%無い訳ではありません。けれどOCの恩恵を受ける方がほとんどです。

イギリス・フランス・ドイツは10代の低用量ピルは無料。ドイツは15-45歳の女性の50%以上がOCを使用しています。
年代に応じ使用する避妊方法が異なり、OCは特に若い年齢層に選択されていることが分かります。
単なるイメージや間違った情報をうのみにして、OCを試さないのは“もったいない”のではないでしょうか?